大学受験の欠点
大学受験の欠点とは何だろうか。
暗記ばかりさせ「考える力」を養わせない事であろうか。
しかし「考える力」等というのは真実の世界のものそのものである。
我々は真実の世界をば敬して遠ざけなければならない。
そうではない。
暗記は理科系の大学生でも専門家でもずっとしなければならないもののはずである。
問題は理科系を目指す人間にまで国語や社会が課される事、
数学の制限時間が厳しすぎて「考える力」とやらがあっても脱落する者の出る事、
この二つであるはずである。
だから理科系の高校生には中学生の時分から文科系の科目を課さずに、理科系の分野を大学学部1、2年の範囲まで専念してやってもらうこと。
文科系の科目は大学に入った後で教養の一部としてやってもらうこと。
そして何より範囲は広げ問題は難しくする代わりに時間制限は緩めにすること。
これが改善策ではないか。